人類最後の戦いを描いたダークアクション
蠱毒の鬼 -シンギュラリティオブオーガ-
ある生物災害をきっかけに突如発生した、人を異形の怪物へと変える化学物質「オニノトキシン」。
その脅威を前に、人類は手をこまねいていた。
そんな中、「黒野影仁」率いる独立武装組織「半鬼狼」が立ち上がる。
水面下で進行していく人類滅亡。
現世という壷の中、喰らい合う者たちの果てに『鬼』を見る――
人類最後の戦いを描いたハイスピードダークアクション!
※本作は、エブリスタ様、ノベルアップ様、小説家になろう様でも投稿しております。
停滞した世界で動き出す者たちがいた
星の骸を身に纏い
隆盛を極めた後は衰退あるのみ。
魔法科学を高度に発達させた人類は、既に朽ち欠けた先史文明と邂逅するが
それすらも諦観し、ただ死ぬまでの日々を過ごしていた。
一方で、そんな死を受け入れらない者たちもいた。
彼らは接触者と呼ばれ、先史文明の遺跡を調査する割に合わない探索を生業とする。
その中でも上位接触者であるノリトは、ある施設で運命の因子と出会う。
それは恐ろしくも退屈しない時間の始まりであった。