古代紫

古代紫

akairo_murasaki

小説を書きます。得意なジャンルは恋愛、日常もの。また、SFやファンタジーも書けます。 長編も短編も書きます。短編では恋愛ジャンルのものが多いです。 重い描写や甘々な恋愛などが得意です。

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モフモフで可愛いなんて最高でしょ?

最高なケモミミ娘とのラブコメディ

モフモフで可愛いなんて最高でしょ?

高校1年生の笹原司はケモミミ娘が大好きである。ただし、それは二次元に限った話だ。現実にそんなのいるわけがないと思っていたある日。 「私、あなたのことが好きです!」 告白とともに現れた見知らぬケモミミ娘、天河美也孤。 「ちょっとよくわからないです」 「狐から神通力より化成しました」 「いや信じられない」 「うええぇえぇ!?」 これは嘘だ。こんなにかわいいケモミミ娘なんているわけない!
鋼の火

もう一度、君に会いたい

鋼の火

暴力、暴言、飢えや寒さの中で生きてきた名もない少年は、追っ手から逃れる少女と雪の積もった廃墟で出会った。人におびえる少年に少女は躊躇いなく歩み寄る。  「ねえ、ともだちになろうよ」  人の命が軽い世界で、少女は優しく手を握る――少年は、言葉にできない暖かさを知った。  二人は手を取り共に生きていこうとするが、残酷な現実はそんな日々を許さなかった。  「運が悪かったんだよ、お前は」  男はそう言い残して彼女を連れ去る。  ……会いたい。その一心で、少年は少女を追う。辿り着いたのは荒野のそびえ立つ軍事基地。そこには少年の探し求めていた少女はいた。が、少年が見たのは変わり果てた少女の姿だった。それでも、優しい日々をもう一度――少年は、彼女に手を伸ばす。