ゆうき
yuuki_0713
はじめまして。ラブコメを主に書いています!
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絶望から救ってくれたのは幼き頃の約束
ぼっちの俺でも、幼なじみ兼婚約者と幸せになってもいいですか?
「おっきくなったら……わたしをおよめさんにしてください」
一人の少年にプロポーズをした少女は、彼の頬にキスをして去っていった。
彼の名前は桐生英雄。
正義感に溢れる少年だったが、都会に引っ越してからその性格を疎まれ、いじめられてぼっちになった。
身も心もボロボロにされながら迎えた中学の卒業式、一人の女子に仲良くしてほしいと言われた彼は、孤独から解放されると思い要求に応えてしまった。
手始めに彼女と春休みに一緒に遊びに行くと、何故かいじめっ子に見つかり、ボコボコにされてしまった。
痛む体を引きずりながら家に帰ると、ふと台所に置いてあった包丁を見た彼は、ある事を思う。
――これで死ねば楽になれる。
そんな彼を止めるようにインターホンが鳴り響く。仕方なく出ると、そこには銀髪の美少女が立っていた。
これは彼が幼馴染と再会した事をきっかけに、楽しい学校生活と幸せな日常を手に入れるために奮闘する物語。