ふたりの放課後はいつもコーヒーの香り
先輩さんとの放課後文芸部事情
実習棟の片隅にある文芸部。
幽霊部員がほとんどを占めるなか部室の主のように常にそこにいる部長の先輩新田さん。
読書も創作も大して関心が無いのに入部してしまい、なんだかんだで先輩さんに付き合って顔を出してしまう後輩不二くん。
ふたりだけの放課後はいつもコーヒーの香りがする。
この日常はバカバカしくて素晴らしい
神奈月遙は添削したい
「4月から産休でサポート出来なくなるから」By担当
ラブコメ作家志望の芥川傑人(あくたがわ たくと)は、とうとう崖っぷち。展開が変、構図が変、そして童貞。
そんな彼のために担当が最後に残したのは――ファンを自称する毒舌JK、神奈月遙(かんなづき はる)だった。
その日を境に目まぐるしい変化を見せる日常。
主人公のマンガ力はメキメキと上がり、自尊心はメタメタに傷つけられる!
そもそも俺アマチュアなのになんで知ってるの!?
てか君、本当にファン?
童貞ラブコメ作家×自称ファンガール
頭を空にしてゲラゲラ笑える痛快ラブコメ活劇の始まり!
花の恨みは買わない方がいい、やつらは醜い
マンカ・イセンリ
紫藤爽玄(しどうそうげん)は大学へ通う学費を捻出するために、極秘裏にとある依頼を受けていた。ある日、大学内で女子グループの頂点に立つ女性、金咲香織(かなさきかおり)が落とし物を届けに紫藤爽玄のもとへ訪れたが、爽玄は彼女の瞳のなかで黄金色の金木犀が煌めいているのを見てしまう。金咲香織の目の中にあるそれこそが、爽玄の依頼対象である花の呪い、「華呪」であった。華呪に取り憑かれている金咲香織は、異性関係のトラブルに悩まされ続けていた。そんな香織に爽玄は依頼主で専門家でもあり、華呪を摘出できるという満萌亥センリ(みもいせんり)を紹介することに。しかし、満萌亥センリが金咲香織へ要求してきた取り引きは、不自然なほど都合の良い条件であった。
ずっと、きみに、恋してきたんだよ?
七夕奇譚
高校2年の「ハル」は七夕が近くなったある日、旧校舎で銀髪の少女と出会う。見かけない顔だったが、不思議な夢に登場する子に似ていた。少女から「覚えてる?」と問われるハル。その夜、山で趣味の天体撮影をしていたハルの元に、昼間の少女がやってくる。彼女はハルを以前から知っている様子で、二人は急速に親密になっていく。 一方、不思議な夢は妙なリアリズムを帯びるようになる。登場人物の名前の奇妙な一致もあって、ハルは混乱する。 ある日、少女はハルに自分のことを覚えていないだろうと指摘。動揺するハルに少女は「ずっと、ずっと、きみに、恋してきたんだよ?」と告げ、姿を見せなくなる。 再会を期待し天体撮影を続けるハルだが、やってきたのは幼なじみのリコ。リコはなぜ自分のことを忘れてしまうのか、と訴え詰め寄って来る。謎の胸の痛みに襲われたハルは崖から転落し──。1000年の時を超えて、4人の想いが絡み合う物語。
奪うのは力……いや、服? やっぱ力?
俺にやたら絡んでくる美人の先輩が突然競泳水着でバトりだした
大学一年生の俺、境 渡(さかい わたる)には何故かやたらデカい態度で絡んでくる先輩がいる。彼女の名は小袖 張那(こそで はるな)。あだ名はチャンネー。
そりゃ俺だって美人に構われてるんだから不快ってコトもないんだが、これがまあまあメンドクサイ。
その先輩がある日服の下にこれ見よがしに競泳水着を着込んでやってきた。いや、アンタそれで校内どころか街中歩いてんの? さすがにちょっとどうよ?
だが彼女のその恰好にはれっきとした理由があったのだ。突如始まる着衣争奪衣能バトル。闇に蠢く【三本腕】の謎。
……本当に、そうなのか?