あらすじ
カブラギの工房に押し込まれ、裏三ツ星の三人に襲撃される白鳥とユキ。夢咲の死の真相を巡り、絶体絶命の危機に追い込まれるが、間一髪、司波に救われた。 白鳥とユキは、司波に連れられ、星の城《小星裁の間》で事件の真相に向けた話し合いに参加した。途中、夢咲の埋葬の準備が整い、白鳥は太陽の森の奥《既知の海》に死体を運搬するよう司波に頼まれる。途中、謎の絵描きと再び対面し、要塞に潜入する流れに。白鳥は施設内で触れてはならない白紙の国の禁忌を目にする。 極秘の情報を持ち帰り、ラムダと共に司波の私邸《希望の湖》を訪れることにした白鳥は、司波の隠された人間味に触れる。 司波から宣言された〝星の大祭〟の開催。明かされる導きの民の出生の秘密。ユキの稀憶にまつわる邪推。交錯する疑念が、赤坂と夢咲の死の真相を紡ぎ始める――。

小説
東海林利治

イラスト
嘉月まり
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